学情ナビ・編集部吉井です。
テレビを見ているとインタビューで、たまに名言に出会うときがある。しかも、インタビューされてる人は、その名言を平然と言ってのける。テレビの前で私は膝を打っているのにもかかわらず、「なに感心しているの?普通のことでしょう」といった顔をしながら、しらっと言ってのけるのだ。絶対に心の中では「言ってやった!!」感があるにも関わらず(偏見か?)、あのさらっと感。
素直に、格好いい。
憧れるのだ。
だって僕なんて、絶対に平然とは言えませんもの。「良い言葉、思いついた!!!」と思ったら、もうその時点から前のめり。隙あらば、いや隙がなくても言おうとしてしまう。むしろ隙がないときに言ってしまうのだ。会話の流れなど、この際まったく無視。だからか、せっかく目の前に名言が用意されても、相手は「???」。まったくの素通りだ。膝を打つどころか、こちらが足の小指をタンスに打ちつけた、みたいなイタい結果になってしまう。たとえが、わかりにくいか。
とにもかくにも、名言が言いたいのだ。
しかも、さらっと。
抜群のタイミングで。
そんな野望を持つ私のライフワークの一つが、名言ハンティングだ。日常生活・会話に潜む、名言・格言のたぐいを収集していくのだ。「いつか『AERA』の表紙を飾ったときのためにも、今から名言をストックしておこう」と、思った10代の最後の夏に思いついた企画だ。ようやく20代も後半にさしかかろうとした今、華やかに名言ハンティングをデビューさせようと思う。
今回のテーマは、名言ハンティング(とりあえず、その1)である。
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あれは、今にも降り出しそうな厚い曇の広がる日だった。私は、学情ナビ編集部・田中と夢中で将来について語り合っていた。どうしたら成長できるのか。文章や企画の立て方が、上手くなるのか。プロフェッショナルとしての成長曲線を、どうしたら二次関数的に描いていけるのか、と。それぞれの経験から導き出された方法論を、弁証法的に昇華させようとディスカッションをしていたのだ。
お互い期限が目前に迫った数々の仕事を寝かせながら、議論は続いた。というか、現実逃避し続けた。
(※「仕事を寝かす」とは、期限ギリギリになるまで仕事に手をつけずに放っておく社会人の高等テクニックのこと。学生のみなさんは、「夏休みの宿題、ギリギリまで寝かせちゃって、大変だったよ〜」など応用して使ってみてね)
ふと、ぐっすりと寝かせつけていた膨大な仕事の山を見て、学情ナビ編集部・田中は言った。我に返ったかのような目をしながら。
「 仕事が寝る子は、育たない。 AKIO TANAKA」
そう、このとき、新たな一つの名言が生まれ、見事ハンティングに成功したのだった。
寝る子は育つとは言うけれど、仕事は寝かせても寝かせても、自分の成長にはならない。そんな含蓄の深い言葉が誕生した瞬間だった。ありがとう、編集部・田中。この名言は、私の「座右の銘」として深く心に刻まれました。ブログの更新も、寝かせないよう心を入れ替えます。これで「座右の銘」をテーマにした前回のバトンもつなげることができました。ありがとう。
みなさんは社会人になったら絶対に仕事は寝かせちゃダメだぞ☆
というわけで、次のリレーコラムのテーマは、「名言ハンティングしてみました」で、お願いします。編集部のみんなで、さらっと名言を言える「イケてる社会人」目指して、がんばりましょう!
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